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【展望台】7 「弾劾」は米国のクーデター陰謀 南の政局が大揺れである。 12日、ハンナラ、民主、自民連の野党3党は盧武鉉大統領弾劾決議を、衛視を議場内に導入して強行可決した。翌日の夜、ソウルの光化門一帯はろうそくを手に集まった十万の抗議群集であふれた。参加者は口ぐちに「第2の6月抗争」だと言い、「弾劾無効」「民主守護」を叫んだ▲弾劾理由というのが大統領の失言(特定政党支持)、政治資金授受、国政混乱である。あの程度の失言が弾劾理由になるとは思えないし、大統領選挙時の政治資金にしても、ハンナラ党の李会昌は盧武鉉の10倍以上ももらっていた。国政混乱は野党が多数を頼んでことごとに盧武鉉大統領の足をひっぱったからである▲このところ野党の支持率が急落している。対北政策にケチをつけ、おまけに不正腐敗、地域主義、ボス政治の古い体質。選挙民はうんざり。4月15日の総選挙をまえに彼らは焦った。野党以上に焦っているのが米国だ。盧武鉉政権をこのまま続けさせれば民族統一機運はさらに高まる▲クリントン政権のときから南北交流にブレーキをかけてきた米国は、ブッシュ政権になってもっと露骨になった。盧武鉉はブッシュの願う大統領ではなかった。昨年10月、駐韓米大使ハバードは当時の民主党代表・朴相徹と会って弾劾を示唆した▲米国は南で民族統一機運が高まるたびにクーデタを行ってきた。1960年4・19人民蜂起のあとに朴正熙の軍事クーデタ、1980年“ソウルの春”のときには全斗煥の粛軍クーデタと光州虐殺、1987年6月抗争後の大統領選挙直前にはKAL機失踪事件、そして今度は弾劾決議という議会クーデタである▲総選挙延期、内閣制改憲の強行で政権を“合法的に”強奪し、親米反統一政権をでっち上げようとする構想が、野党側から漏れてきている。これは単なる噂でなく、彼らの企みである。むきだしの軍事クーデタから謀略による“ひそかなクーデタ”へ。さらに、合法をよそおった“議会クーデタ”へ。手口の変遷は力関係の反映だが、目的と本質は全く変わらない▲今度の弾劾騒ぎを、これまでよく見られた韓国国会の泥仕合と同じ次元で見てはならない。挫折を繰り返した“ソウルの春”は不屈の地下茎をたくましく育てて、ここまできた。4たびソウルの春を押しつぶそうとする米国の企みを絶対に許すな! 南圭一(04.3.15)
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